小林実樹さん、れいこさん
鹿児島県十島村 小宝島
【自休自足Vol.13掲載】
なぜ移住しようと思ったのですか?
僕の仕事は潜水士で、また夫婦共に海が大好きでした。東京で行われていた離島イベントでトカラ列島に興味を持ち、いくつかの島を実際に見に行くようになったのです。(実樹さん)
移住先はどうやって選ばれたのですか?
トカラ列島の中でも、小宝島はお世話になった方々がとても気さくでした。海がとてもきれいだったこと、あまり大きな島でなかったことが、移住を決意した理由です。(実樹さん)
家や土地はどうやって探されたのか教えてください。
当時、島はIターン者受け入れに積極的で公営住宅もあったのでそこに住みました。(実樹さん)
移住して変化したことはありますか?
移住後間もなく子宝に恵まれたことです。長い間不妊治療を続けてもできなかったのが、移住したとたん妊娠したのです。小宝島という島の名前のとおり、この島では子宝に恵まれる人が多いのです。(れいこさん)
移住後はどんな仕事をされていますか?
潜水士の仕事を続けました。しかし子供が生まれたことで「長生きせねば」という思いを持ち、海岸に沸く温泉「小宝の湯」を使って塩作りをしてみようと思いつきました。(実樹さん)
生活が成り立つまで教えてください。
2年ほどかかりました。塩作りをしようと決めたものの、すべて独学でしたから、きれいな塩に辿り着くまでは試行錯誤をくり返しました。(実樹さん)
商品について教えてください。
インターネットでの通信販売が中心です。今は子宝の温泉塩と名付けた塩の販売を中心に、今後、島で獲れるトビウオなどを使ってミンチや魚醤油・石鹸など塩を活かせる商品開発を模索中です。(実樹さん)
この土地で生活を目指す方に一言お願いします。
よそ者が本心から島に受け入れられることはなかなか難しいです。自分がなぜここにいるのか、何をしたいのか、見失わないようにすることが大切だと思います。(実樹さん)



取材:平沢千秋